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VAIO X linuxでの輝度調整

ここ を参考に。 setpci コマンドで直接設定を行います。 VAIO type P では 00:02.0 F4.B が輝度用のデバイスです。 輝度の範囲は 00〜FF(暗い〜明い) です。 VAIO Xでも同じだろうということでやってみると、やはりその通り。輝度調節できました。 最小はB=0だけど、そうすると真っ暗になってしまう。B=10前後がいいところか。 setpci -s 00:02.0 F4.B=10 最大はB=FF。 setpci -s 00:02.0 F4.B=FF B=10の時の消費電力 # grep rate /proc/acpi/battery/BAT0/state present rate: 6104 mW B=FFの時の消費電力 # grep rate /proc/acpi/battery/BAT0/state present rate: 7628 mW Lバッテリの場合"design capacity: 33590 mWh"なので、B=10にすれば、5時間ちょっとは使えそうです。 追記 cpufreqdの設定で、ACプラグON/OFFで輝度が変わるようにしました。 /etc/cpufreqd.conf [Profile] name=Performance High minfreq=100% maxfreq=100% policy=performance exec_post=/usr/bin/setpci -s 00:02.0 F4.B=ff [/Profile] [Profile] name=Powersave Low minfreq=40% maxfreq=40% policy=powersave exec_post=/usr/bin/setpci -s 00:02.0 F4.B=10 [/Profile] [Rule] name=AC Rule ac=on profile=Performance High [/Rule] [Rule] name=AC Off - Low Battery ac=off battery_interval=0-100 profile=Powersave Low [/Rule]

vaio x + d31hw 電池の持ちは3.5時間

イーモバイルD31HWでロマンスカー車内から接続中。 消費電力は約10W。この調子だと、せいぜい3.5時間がいいところです vaiox:~# cat /proc/acpi/battery/BAT0/state present: yes capacity state: ok charging state: discharging present rate: 10101 mW remaining capacity: 32240 mWh present voltage: 7992 mV vaio xは店頭販売モデルなのでLバッテリが標準ですが、Xバッテリが欲しくなります。

vaio xの駆動時間は実質4時間位か

メーカーのページにL型バッテリ駆動時間は約10時間とあるので期待して購入したvaio xですが、私の環境では、4時間位がいいところのようです。 環境 Debian Linux(カーネル2.6.31.5) 電池の容量は、33590 mWh vaiox:/home/ktaka# cat /proc/acpi/battery/BAT0/info present: yes design capacity: 33590 mWh last full capacity: 33590 mWh battery technology: rechargeable design voltage: 7400 mV design capacity warning: 3350 mWh design capacity low: 120 mWh capacity granularity 1: 0 mWh capacity granularity 2: 1 mWh model number: serial number: battery type: Lion OEM info: Sony Corporation 800MHz動作時の、消費電力は、7669mW # cat /proc/acpi/battery/BAT0/state present: yes capacity state: ok charging state: discharging present rate: 7669 mW remaining capacity: 4710 mWh present voltage: 6928 mV よって33590/7669 = 4.38 時間が駆動時間。 CPUのクロックは、cpufreqdのおかげで、バッテリ駆動時は800MHzになっている。 ACアダプタ使用時 1.87GHz # cat /sys/devices/system/cpu/cpu{0,1}/cpufreq/cpuinfo_cur_freq

Debian Linux でイーモバイルD31HW使う

下り最大21Mbps、上り最大5.8Mbpsのデータ通信カード(スティック)イーモバイルのD31HWを使ってみる。 事前調査によると、このカードは、ストレージとモデムの両方の機能を持っていて、とあるコマンドを送ることによりモードを切り替えられるとのこと。ストレージは、Windowsなどで最初に接続したときに、自動的にデバイスドライバをインストールするためのものであるとのこと。 http://blog.37to.net/2009/01/ubuntuemobiled21lc/ http://show-cha.seesaa.net/article/125815364.html カードを接続しlsusb で見ると、以下のエントリが現れる。 Bus 001 Device 004: ID 12d1:1446 Huawei Technologies Co., Ltd. ここ から、usb_modeswitchをダウンロードしインストール。 /etc/usb_modeswitch.conf を以下の内容で作成。 # Emobile D31HW DefaultVendor= 0x12d1 DefaultProduct= 0x1446 TargetVendor= 0x12d1 TargetProduct= 0x1429 MessageEndpoint=0x01 MessageContent="55534243000000000000000000000011060000000000000000000000000000" usb_modeswitchを実行すると vaiox:~# usb_modeswitch Looking for target devices ... No devices in target mode or class found Looking for default devices ... Found default devices (1) Accessing device 005 on bus 001 ... Using endpoints 0x01 (out) and 0x81 (in) Inquiring device details; driver will be detached ... Looking for active d

VAIO X用Linuxカーネルコンフィグ

VAIO Xの各デバイスを認識させるためにとりあえず必要そうなもの。 PATA SSD用のドライバ (8086:811a System Controller Hub (SCH Poulsbo) IDE Controller) CONFIG_PATA_SCH=y NICドライバ(11ab:4380 Ethernet controller: Marvell Technology Group Ltd. Device 4380) CONFIG_SKY2=m CONFIG_SKY2_DEBUG=y 無線LANドライバ(168c:002b AR9285 Wireless Network Adapter (PCI-Express) ) CONFIG_CFG80211=m CONFIG_CFG80211_REG_DEBUG=y CONFIG_CFG80211_DEBUGFS=y CONFIG_LIB80211=m CONFIG_LIB80211_DEBUG=y CONFIG_MAC80211=m CONFIG_MAC80211_DEFAULT_PS=y CONFIG_MAC80211_DEFAULT_PS_VALUE=1 CONFIG_MAC80211_RC_PID=y CONFIG_MAC80211_RC_MINSTREL=y CONFIG_MAC80211_RC_DEFAULT_MINSTREL=y CONFIG_MAC80211_RC_DEFAULT="minstrel" CONFIG_MAC80211_LEDS=y CONFIG_MAC80211_DEBUGFS=y CONFIG_MAC80211_DEBUG_MENU=y CONFIG_WLAN_PRE80211=y CONFIG_WLAN_80211=y CONFIG_ATH_COMMON=m CONFIG_ATH5K=m CONFIG_ATH5K_DEBUG=y CONFIG_ATH9K=m CONFIG_ATH9K_DEBUG=y イーモバイルD31HWのために... CONFIG_USB_ACM=m CONFIG_USB_SERIAL=m CONFIG_USB_SERIAL_GENERIC=y イーモバイルのデータカードはこれだけではダメで、usb_modeswitchによるモード切替が必要。

VAIO X 購入しました

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薄くて、軽くて、電池が長持ち、SonyのネットブックVAIO Xを購入しました。 CPU Intel Atom Z540 (1.86GHz) メモリー2GByte SSD 64GByte Lバッテリで約10時間駆動 重量 0.765kg 厚み 13.9mm 無線 IEEE802.11b/g/n LAN 1000Base-T スペックは必要にして十分。CPUが64ビット対応でないのだけが残念。(仕事で必要なので。) 写真は、Let’s note T7と、大きさを比較したもの。Let's noteも1.2kgで電池の持ちも良かったんですが、VAIO Xはそれよりも上を(下を?)行く大きさと、軽さです。 本当にノートを持ち歩く感覚です。 ソニーの宣伝文句は「余分はいらない。十分がほしい。」ということみたいなので、 早速、Windows 7を消して、Debianを入れました。

[備忘録] テキストコンソールでWeb閲覧

LinuxのテキストコンソールでWeb閲覧したい件 結局、/dev/tty1ならば、ssh-agent -> jfbterm -> screenと自動起動するようにしました。 export LC_ALL=ja_JP export LANG=ja_JP.UTF-8 if [ `tty` == "/dev/tty1" ] ; then exec ssh-agent jfbterm -e screen fi screenのwindowでemacsを開き、そこで'M-x w3m'とすれば、Webが閲覧できる。 日本語入力もemacs+skkのおかげでほぼ問題無さそうです。 screenの中からstartxでXが起動できないので、Xを使いたい時は、Alt+F[2-6]で他のttyに切り替えて使用することにします。

[備忘録] jfbterm終了時に固まることがある件

ここを参考に、以下のように変更 ktaka@lets:~/SRC$ diff -c jfbterm-0.4.7_orig/term.c jfbterm-0.4.7/term.c *** jfbterm-0.4.7_orig/term.c 2003-09-16 00:45:31.000000000 +0900 --- jfbterm-0.4.7/term.c 2009-10-26 23:09:54.000000000 +0900 *************** *** 76,82 **** void sigchld(sig) int sig; { int st; int ret; ! ret = wait(&st); if (ret == gChildProcessId || ret == ECHILD) { tvterm_unregister_signal(); tterm_final(&gTerm); --- 76,82 ---- void sigchld(sig) int sig; { int st; int ret; ! ret = waitpid(gChildProcessId, &st, WNOHANG); if (ret == gChildProcessId || ret == ECHILD) { tvterm_unregister_signal(); tterm_final(&gTerm); 但し、asm/page.hが無といわれたり、コンパイルが通らないので、 最新のデビアン用の パッチ を当て、コンパイルを通す。 今のところ直っているようにみえる。

[備忘録] ノートパソコンの起動時間の短縮をしたい

Let's note T7に Debianを入れたものを外出先で使っているのですが、Grubでカーネルを選択してから、Xが立ち上がるまでに1分近くかかっていました。その後emobileに接続したりと、メールやWebが見れるまでにはさらに時間がかかっていました。これだと、ちょこっと情報を確認したい時にはちょっと面倒です。 そこでiPhoneを導入し、それはそれで快適に使えているわけですが、ノートパソコンの方ももう少し起動時間短縮できるよう頑張ってみたいと思います。 方針は 余分なサービスの停止 X windowが無くても何とかなるように フレームバッファを使えるようにする テキストコンソールでメールの読み書きができるように。候補emacs+wanderlust テキストコンソールでWebの閲覧検索ができるように。候補はemacs+w3m 切換えはscreenで カーネルをスリムに SSD化、IntelのX-25M 80GB辺りを物色中 先ず、色々といらないサービスを起動しないようにします。 update-rc -f dhcpd3-server remove update-rc -f tftpd-hpa remove update-rc -f hogehoge remove /etc/init.d/rcで CONCURRENCY=none → CONCURRENCY=shell フレームバッファを使えるようにする lspci 00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Mobile GM965/GL960 Integrated Graphics Controller (rev 03) 00:02.1 Display controller: Intel Corporation Mobile GM965/GL960 Integrated Graphics Controller (rev 03) とあるので、intelfbを使うことにします。 おそらく関係するのはこの辺り ktaka@lets:~/Kernel/linux-2.6.31.5$ egrep FB .config|egrep -v "^#" CONFIG_FB=y CONFIG_FB_DDC=y CONFIG_FB_BOOT

巷で評判のiPhone 3GSを購入しました。

外出先から会社のメールを確認する際、今までemobileでネット接続していました。 しかし、パソコンをブートするに時間がかかり、移動中の接続が面倒に感じていたので、思い切ってiPhoneを購入しました。 スマートフォンの類は、表示に問題があったり文字入力が使い難かったりであまり期待していなかったのですが、iPhoneは私にとって問題のないレベルです。 Gmailと会社のメールが両方ともIMAPで簡単に使えるということも重要なポイントです。 会社のメールサーバはSSL/TLSを使っているのですが、特にポート番号を指定しなくても、勝手に探して繋がってしまいました。

keepalived-1.1.19がリリースされました

10/1にkeepalived-1.1.19がリリースされました。 keepalivedのvrrpの実装では、ネットワークリンクがダウンするとFAULT Stateに入ります。 ネットワークリンクがアップすると、FAULT StateからいきなりMASTERに昇格してしまい、コネクタの接触不良などの場合に、MASTERがバタバタ入れ替わってしまうという、かなり致命的な危険性がありました。 nopreemptオプションを有効にすることで、リンクの復旧時にBACKUPステートに入るようにでき、その様な危険性がなくなりました。 http://www.keepalived.org/changelog.html

カーネル読書会に参加してきました。

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先週の水曜になりますが、 ylug主催の第93回カーネル読書会 に参加してきました。 今回のお題は、 お題:Unique experiences as x86-64 maintainer (good things, difficulties) 発表者: Andi Kleen 内容: x86-64のメンテナーとしての苦労話などをいただきます。 ということで、最近売られているほとんどのパソコンがサポートしている64bit機能に対応した、Linuxカーネルを開発したメンテナーのお話を聞きました。Andi Kleenは30歳位(?)のドイツ人です。2000年頃から、x86-64のカーネルを開発しているとのことでした。 Linuxカーネル開発の裏話などいろいろ聞けて楽しかったのです。 始めた頃は、x86-64のCPUが世の中に存在せず、何年もの間、ソフトウェアシミュレーターを使ってコードを動かしていたと聞き、とても感心しました。 世の中には、すごい人がいるんだなぁと。 お話が終わった後は、ピザパーティでいろいろな人とお話させていただきました。 さて、ylugの勉強会はLinuxデベロッパーのすごい人が集まっていて、いつもレベルが高いのですが、 何でも、第100回の読書会(今秋?)には、 Linus Torvalds をゲストに呼ぼうと計画しているそうです。 とても楽しみですね。 追記 当日、朝日新聞の取材が入っていたということで、何気に 吉岡さんの記事 を辿ってみたところ。。。 げげ、 自分が写ってしまっている 。しかも顔半分。。

Intel Xeon 新モデル

ここ のニュース によると、クアッドコアXeonの低消費電力版が、ようやく発売されたようである。  同社は米国時間2月22日、45Wからの低消費電力モデルとなるXeonプロセッサを2機種と、ハイエンドモデルとなるXeonを1機種、新たに追加した。  L3110(3.00GHz)は、6MバイトのL2キャッシュを搭載しつつ、45Wという、Xeonプロセッサとしては、 Intel で最低レベルの熱設計電力(TDPまたは熱設計枠とも呼ばれる)を実現している。価格は224ドルとなっている。  L3360(2.83GHz)は、12MバイトのL2キャッシュを搭載して、TDPは65W。価格は369ドルとなる。  ハイエンドモデルのX3380(3.16GHz)は、12MバイトのL2キャッシュで、TDPは95W、価格は530ドルに設定されている。 クアッドコアのXeon X3360がTDP 95Wだったので、TDP 65WのL3360にすることで、電流がおよそ0.3A抑えることができそうである。 さっそく、 Intelのページ にもスペック が公開されている。 Yorkfieldを用いたサーバは、パーツの価格がこなれてきたこともあり、メインストリームがNehalemに移行するまで、まだまだ活躍しそうである。

1月の労働時間

年始に、年間の目標労働時間を4,500時間と定めました。 100%集中していなくてもいいですが、 とにかく仕事に向き合う時間を多くすることで、 少しでもアウトプットを出したいという思いからの試みです。 別の言い方をすると、いくら効率を上げようと努力しても、絶対時間が不足していては なかなか仕事の成果が出てこない、という過去の反省からの目標設定でした。 しかしながら、かなり、難しい目標設定だということがわかってきました。 年間で4,500時間を達成しようとすると、月当たり375時間必要ですが、 今月は、頑張ったつもりですが300時間にしかなりませんでした。 この調子でいくと年間3,600時間程度にしかなりません。 せめて4,000時間を目指したいところですが、そうすると、月当たり337時間程度必要です。 今月も頑張れればいいですが。。。心が折れないか心配です。

メルマガ配信完了

いろいろと、ミスもありましたが、メルマガ配信完了しました。 ひとまず、やれやれといったところです。 今号のTopicは、 Intel SSD X25-E + RAID の記事と、Seagateのファームウェアアップデート方法に関する記事などです。 ご興味がありましたら、是非 アーカイブページ をご覧下さい。

DDR3への完全移行は2010年以降となるらしいです

ネタ元 。 元々IntelもAMDもDDR3への完全移行を2009年としていたが、マザーボードメーカーの情報によると、現在ではどちらもDDR3のみ対応のチップを延期しており、2010年まで登場しないようだ。 DDR3メモリの価格がIntelが期待していたよりも下がらず、さらにCore i7とX58の需要も予想よりも下回ったため、IntelはDDR3のみの5 seriesチップセットを9月に延期した。 このIntelの言い分は本当なのかな。 DDR3のメモリECC付きでも 結構安いと思いますが。 AMDと同じようにコンパチビリティの問題でもあるのかな? あるいはCorei7自体があまりにも人気が無いとか。 TDPが90w位に下がってくれれば使ってみたい気がしますが。 まだ、時期尚早なんでしょうか?

Intelの爆速SSD

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Intelの爆速SSD、X25-Eを評価中です。 公称性能 シーケンシャルリード250MB/s、シーケンシャルライト170MB/s 結果は、やはり爆速でした。 詳しくは、 評価レポート をご参照ください。 評価をしてくれたのは、アルバイトの須永くんです。 須永くんはSFCの3年生です。 須永くん、ありがとう。 これだけ速いと、RAIDで8本束ねれば、1GB/s越えが狙えるかもしれませんね。 楽しみです。

小さな会社の儲けのルール

という本があります。創業当時何度も読み返し、勇気をもらった一冊です。 その本を久々に開いてみると、こう書いてある 「思いは実現する」に必要なこと こういう話をすると大体「いやー、そんなに働かなくてもいいでしょう」と言われます。でも、一代で何かを成し遂げた人たちがどのくらい働いていたか知っていますか?世界の偉人伝などを読んで概算すると、エジソンは年間6500時間で、それを40年間。キュリー婦人も5000時間を35年はやっていますね。本田宗一郎さんは一代で世界の本田を作った人ですが、あの方も5500時間を35年やっています。 年間6500時間というと一日17.8時間を365日、5000時間だとしても13.7時間を365日働き続けたことになる。 それに比べると何と自分の甘いことか。

今年の目標

年間4,500時間働く 売り上げ4倍増 マーケティングがちゃんとできるようになる 体重15kg減 洋服に気を使う(毎月洋服を買う)