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Showing posts from 2008

本家Linuxカーネルに採用されました!

うちのmitake君が書いてくれたEDACドライバが、メインラインカーネルに採用になりました。 http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/testing/ChangeLog-2.6.28-rc3 commit df8bc08c192f00f155185bfd6f052d46a728814a Author: Hitoshi Mitake Date: Wed Oct 29 14:00:50 2008 -0700 edac x38: new MC driver module I wrote a new module for Intel X38 chipset. This chipset is very similar to Intel 3200 chipset, but there are some different points, so I copyed i3200_edac.c and modified. This is Intel's web page describing this chipset. http://www.intel.com/Products/Desktop/Chipsets/X38/X38-overview.htm I've tested this new module with broken memory, and it seems to be working well. Signed-off-by: Hitoshi Mitake Signed-off-by: Doug Thompson Signed-off-by: Andrew Morton Signed-off-by: Linus Torvalds 先日本ブログで紹介したIntelの2in1サーバ(SR1520ML)には、X38チップセットが搭載されています。このチップセットはECCメモリに対応しているので、1ビットエラーは訂正、2ビットエラー以上は検出可能です。 Linuxカーネルでは、この様なECCイベントをEDACというモジュールで検出することが可能なのですが、今までは、X38用のEDACドライバが存在していなかったので、検出できていませんでした。 それをmitake君が書いてくれたと言う訳...

信用三本柱

コンピューターのパーツの中で、ハードディスクが一番壊れやすい。 弊社で販売したサーバのハードディスクが故障した場合に迅速に対応できるように、富山の置き薬を真似て、客先に予備のHDDを置かせて頂くサービスを開始した。 名付けて、 「富山的電脳薬箱」 それに関連して、富山の薬売について、ネット上でいろいろ調べていたところ、次の様な商売の基本ともいえる心構えについての記述があったので、紹介したい。 「おきぐすりの歴史」 より。 三本柱とは「商いの信用」、「くすりの信用」、そしてもうひとつが「人の信用」です。  「商いの信用」の基本は、顧客との間にトラブルを起こさず、不正な商いをしないということです。一円の勘定も誤りなく正確に取引することで信頼関係が生まれます。  「くすりの信用」は、有効で安全な品質の高いくすりを提供することです。そのために、絶えず顧客の求めるくすりをリサーチし、品質開発に努めなければなりません。  「人の信用」はもっとも重視されました。顧客の悩み相談に乗って、適切なアドバイスを行ったり、励ましたりすることで信頼関係が作られています。  「くすりを売るのではなく、人間を売れ。顧客は人間を見てくすりの信用、イメージをつくる」という考え方が、人材開発を促し、くすりの量産化につながり、販売の拡大をもたらしたのです。 誠にもっともな考え方であり、しかも記憶にとどめやすい。

Intel 2in1 サーバーはコストパフォーマンスが高い

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IntelのベアボーンSR1520MLを使ったローコストサーバ。 同等スペックの1Uサーバ二台分のよりも、10万円以上安価です。 Quad Core プロセッサ対応のマザーボード、X38MLが二枚搭載されています。 X38MLは一枚で、Gigabit Ether 2ポート, IPMIオンボード搭載、メモリスロット4つ(最大容量8GByte)、高速なQuadCoreプロセッサを搭載可能等といった特徴があります。 電源共通のためメンテナンス性は若干落ちますが、省スペースで高性能。 HPCクラスタの計算ノードや、大規模WEBクラスタのノードにいかがでしょうか。

Intelの2in1サーバがイケてる

発売は一年近く前になりますが、Intelの2in1サーバ、SR1520MLが意外とイケてることに気付きました。奥行き短めの1Uサーバに、 i3200 X38ML(10/2修正)のマザーボードが二枚はいります。何故最初はピンと来なかったのにイケてると思うようになったのか?  45nmのハイスペッククアッドコアCPUがそこそこ安価になった。  45nmのデュアルコアCPUが1万円以下で手に入るようになった。   i3200 x38 expressチップセット(10/2修正)はLinux EDACによるメモリエラー検出ができなかったが、うちのmtk君がドライバを書いてくれた。近日メインライン(2.6.28位か?)にマージされると期待。  2.5inch HDDが、それぞれ一個ずつしか載らないのがイケてないように思っていたが、WDのScorpio Black(7200rpm)が意外と速いことがわかった。(今時2.5inchHDDでも探せば速いのがある。VelociRaptorなんか、高いけど、超速そう~)  BMCオンボードであることに気付いた。すなわちIPMI2.0で電源ON/OFFとか、SOL(Serial (console) Over Lan)が使える。  仕入値が意外と安いことに気付いた。同スペックのサーバx2 - 10万円で、販売できそう。 といったことが、理由です。 つまり、ハイスペックCPU+省スペース+ローコスト+いろいろ便利、なサーバなわけです。 シングルソケットのNehalemが出回るまで、約一年。アレゲ(?)なサーバとして我が社でも商品化しようと思います。 WEBクラスタ、HPCクラスタのノードとして、結構良いかもと思っています。

オリジナリティ

商売で何とか生き残るためには、オリジナリティとかクールさなんかなくても、顧客が求めるものを提供していくことが必要だと思う。でも、それだけじゃつまらないよね。

「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」の違いを意識しないといけない

例えば、日常のタスク次の様に属性分けしてみるとする。 「やりたいこと」、「やりたくないこと」 「やれること」、「やれないこと」 「やらなくてもいいこと」、「やらなければいけないこと」 「やった方が良いこと」、「やらない方が良いこと」 結局、取り掛かるのは、この中の「やりたいこと」「やれること」「やらなければいけないこと」、「やった方が良いこと」のいずれかの属性を持つものになるだろう。 当然、業務の中では「やらなければいけないこと」「やった方が良いこと」を、一生懸命やらないといけない。 しかしながら、中には、「やりたいこと」の属性しか持たないものばかりを、一生懸命やってしまう人がいる。「やりたいこと」に情熱を燃やすのは素晴らしいことだが、それが業務と勘違いしてはいけない。不幸のもとである。 自分も、若かりし頃、「やりたいこと」ばかりをやって、「仕事してるなぁー」と勘違いしていた記憶がある。 自分のやろうとしていることが、本当に業務として「やらなければいけないこと」なのか、単に自分が「やりたいこと」なのか、よくよく意識していないと不幸である。 その一方で、労働者としての自分自身を振り返ってみると、 「やりたいこと」をやりたい。 でも、「やらなければいけないこと」が残っている。 手が付かないので、「やれること」に取り掛かる。 そして、一日が終る。 こんなことばかり、繰り返して来た。 あーあ、「やりたいこと」しかやらなくて良い職業に付きたいよー、とぼやいてみてもそんなのある訳無い。 「やりたいこと」=「やらなければいけないこと」なら良いのに。 でも、そうじゃないことが多い。 Just Do itの精神で片っ端から片付けて行くしか無い。 ひでぇ文章。 追記: このエントリ自体が、「やらなければいけないこと」からの逃避に他ならない。仕事しろよ>自分

SupermicroのIPMI

最近のIPMIカードは、KVM(Keyboard Video Mouse) over LANとかがついていて、HTTPとか、SSHとか喋るので非常に使いにくかったのですが、古き良き時代のベーシックなIPMIカードが、Supermicroより発売されました。Supermicroのエンジニアにしつこく催促したのが功を奏したのかも知れません。 http://www.supermicro.com/manuals/other/AOC-SIMSOLC-HTC.pdf UDPの623のみを、SMBusに流すというわかりやすい仕様なので、ホストと同じIPを使うのも問題無さそうな気がします。 ボンディング使用時には、別IPにした方が無難ですが。。。

KVMフォーラム行きたい。。。

けど、先立つものが。。。 http://kforum.qumranet.com/KVMForum/about_kvmforum.php

仮想化ブートキャンプ

先週一週間、主要顧客のトップエンジニアの方々と、データセンターのサーバーを仮想サーバ上へ移行するための、インフラ開発作業を相模大野オフィスで行った。作業は、朝から夜の11時すぎ迄におよび、さながらブートキャンプの様相であった。 XenとKVM(Kernel Virtual Machine)の両睨みであるが、KVMの方が扱いやすいように思う。ツール群の充実、実績についてはXenの方が一歩先んじているが、KVMの場合は、ホストゲストともLinuxバニラカーネルで良くLinuxカーネルの機能がそのまま使え(例えばEDACなど)、非常に素直である。Xenの場合、Domain0カーネルは、2.6.18.8にパッチを当てまくったものを、xensourceで管理しておりこれが良くない。現時点で、3wareRAIDコントローラが全く使いものにならない。何で、バニラカーネル各バージョンへのパッチとして提供できないかな。 私個人としては、KVM最高、Xen最悪みたいな印象。 お客さんが一週間来るとさすがに気疲れします。最終日、相模大野叙々苑での焼肉パーティでリフレッシュ。おいしかった。

メガネ購入

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以前はメガネを使用していたのですが、ここ何年かずっと使い捨てのコンタクトレンズを使用していました。しかし、最近、目が充血することも多く、ちょっと前に は結膜炎にかかり目脂で目もほとんど開けられないような状態のなか、仕事をしなければならなかったこともあり、久々にメガネを作りました。 主に、休日ちょっと車で出かける時などに使用できれば良いので、ちょこっと色も入っています。

仕事の中心

仕事の中心は楽しさになければいけないと思う。 新しいことにどきどき、わくわくしながら挑戦できる。そんな会社にしたい。

キャリアプランニング

最初に、スタッフのキャリアプランニングを一緒になって考えたい。 誰もが、一流のプロフェッショナルとして独り立ちできるように、成長して欲しい。 将来像が見えれば、モチベーションも高くなるだろうし、いわゆるself motivating personになるだろう。 会社の仕事はスタッフのキャリアパスにすり合わせるようにすべきだ。 スタッフが日々成長し結果を残せるようになれば、できないはずは無い。

ありがとう

ありがとうと言われるような仕事をしたい。 お客に「ありがとうございます」と言うのが普通だと思われているかもしれないが、それは間違っている。何故なら、お客は金額以上の価値を感じるからこそ、購入を決めるから。本来「ありがとう」と言われるのは、サービスを提供する側で無ければならない。 そのためには、常にサービスの価値を高める努力をしなければならない。愛想も大切であるが、本来の努力を怠ってはならない。 また、お客に「ありがとう」と言われる商売程楽しいものはない。 Inspired by 神田昌典

六本木ヒルズ

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昨日六本木ヒルズに行って来ました。 以前、半常駐的に仕事させて頂いていた客さんでの、新規案件の打ち合せです。 不思議なオブジェ。 植え込みの花がきれいに咲いていました。

イエスマン

イエスマンが欲しい 小さい会社で細かいことにいちいち異を唱えられると、物事が進まない。エネルギーの無駄使い。 その半面、多様性を否定してしまうことや、社員が自分で考えなくなってしまうことは、恐ろしい。 自分で考える社員に支えられること、多様性を認めることは、エッセンシャルである。 1.を意識しつつ、自分で考えられる社員が欲しい。あるいは、何でも良く考えるが1.を意識し助けてくれる社員が欲しい。贅沢すぎか?

人材の流動性

優れた才能の持ち主が、組織の中で腐っていったり、精神的に病んでしまうのは絶対おかしい。 企業側の飼い殺しは良くないし、雇われる側がフィットしないところにいつまでもしがみつくのはもっとダメ。 今の世論に逆らうようだけど、安定した正社員にこだわらずに、自分が活躍するところを求めて自由に転職できるようにならないといけないと思う。 そうしないと、才能が埋もれ、外国にどんどん引き離されてしまう。 新しい働き方、フリーエージェントなんかどうだろう? かけ持ちで良い 勤務日には期待されるアウトプットをきっちり出すこと かけ持ちを認めるが故に、情報をミックスしない心がけ、脳内iptablesが必要である 顧客や、契約に関する情報、顧客との取り決めで公にできない情報、公知でない新規技術情報等については、守秘義務を尊守する それを実現するために必要なこと 個々のスキルが、一社のみならず、広く業界で通用することが必要。すなわち常にスキルアップする必要あり 経験が浅くスキルが完璧でなくても、その人なりに雇主からメリットと認められるアウトプットを出せることが必要 フィットしなければ、後腐れなく一端離れれば良い うまくいかないことは、たまたまその時ニーズとスキルがマッチしないだけ もちろん、正社員とそうでない人が同じ仕事をして、同じような成果を出した場合、給与に格差があってはならない。 そもそも、正社員ってなんだろう? ハローワークに募集要項を出す際には、フルタイムかパートタイムの区別しか無い。 労働基準法的には、正社員も契約社員も区別が無いって、社労士さんが言っていた(要確認)。 最近はそうでも無いのかも知れないが、キャリアの大半を一社のみで過ごし、ほとんど会社の人としか接することが無い人生なんて寂しくないか? だから、私は会社を飛び出した。

ブログの情報は良くないこともある。

Linuxやネットワークなどの仕事をしていると、必要そうな技術情報はインターネット上に溢れている。なので、何かわからないことがあると、「グーグル先生に聞いてみよう♪」となることも多い。 しかし、検索に引っかかって来た情報を鵜呑みにしてはいけないと思う。 時々うんざりするのが、「〜について調べといてくれない?」と頼んだ時に、日本語ブログのURLがいくつも返ってくること。 そういう人って、「こうすれば動くみたいだよ」的な答えしか持っていなくて、まあ、要するに良くわかっていない。 かく言う自分も、質問されて良くわからない時に、URLをもって答えとする(笑)ことがある(反省)。 そんなレベルなら、自分でグーグル先生に聞きますよ。 少なくとも、自分の言葉で説明して欲しい オフィシャルなドキュメント(あれば)かデベロッパーのメーリングリスト位あたって欲しい 願わくば、ソースを拾って来て、grepかけて欲しい 昔、WEBなんかまだ無かったころ、某F2研究所の上司が口をすっぱくして説いていたことを思い出す。(当時はCMOSのプロセスデバイスの研究をしていました。) 「オリジナルの論文をあたりなさい」 彼は、解説書すら否定していた。 何が言いたいかというと、なるべくオリジナルな一次情報にあたることが大切であるということ。 エセ技術情報が溢れているいま、一次情報を選別し、そこから体系的知識を学び取るスキルが必要である。 と書きつつ、「エセ技術情報」を垂れ流す自分に再び深く反省。 まあ、心がけということで。

月末処理に忙殺される

月末の入金確認と請求書の発行。買掛支払い。給料、家賃の支払。毎月のことながら骨が折れる。こういう経理処理を任せられる人がいるとすごく助かるのだが、お金のことだけに気が引ける。ましてや、うちみたいに規模が小さいと、頑張れば、自分と奥さんとで何とかなってしまうので、なかなか人に任せることができない。

クレーム

神田昌典365日語録より、「クレームの質が変わっている。お客は品質ではなく、自分が大切にされないことに不満を抱いている。」 なるほど、技術的にトラブルを解決することも大切ですけど、相手の立場にたって対応することが大切なんだなぁ。

毎日少しずつ書いてみよう

ブログをはじめようと思ったはいいけど、なかなか書けない。毎日必ず、書く時間を設けるようにしよう。

ブログことはじめ

ブログと言うものを始めてみようと思います。どんな内容にしようかな。 自分の会社のこと Linuxやネットワークのこと その他、いろいろ