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Showing posts from July, 2013

sshuttle最強すぎる

先日知った簡易vpn、sshuttleが強力過ぎる。 外出先から社内のWindowsサーバにリモートデスクトップ接続したいのだが、 # sshuttle --dns -r ktaka@fumidai.clustcom.com:22 192.168.20.0/22 Connected. ktaka@vaiox:~$ rdesktop -r sound:local -f winserver.intra.clustcom.com たったこれだけでOK。

ノートパソコン(Debian Linux)からdocomo wifiへの接続法(メモ)

パソコンからドコモwifiに繋ぐための設定。 vaiox:~# cat /etc/wpa_supplicant.conf_docomo_wifi ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant network={ ssid="docomo" scan_ssid=1 key_mgmt=IEEE8021X eap=TTLS identity="xxxxx-spmode@docomo" password="xxxxxx" ca_cert="/etc/PCA-3.pem" phase2="auth=PAP" } 無線LANチップのドライバーをロードし、wpa_supplicantをデーモンとして起動、dhcpでアドレスを取得すればOK。 modprobe ath9k wpa_supplicant -Dwext -iwlan0 -c /etc/wpa_supplicant.conf_docomo_wifi -B dhclient wlan0

sshuttle vpnでサーバのリモート管理を便利に

データセンタに置かれたサーバに外部からネットワーク経由でアクセスし、電源のON/OFFやBIOS設定、OSインストールなどを行うことができれば、非常に便利です。 最近のサーバには、ネットワーク経由で電源をON/OFFしたり、コーンソール画面を操作するための、IPMI準拠のリモートマネージメント機能が備わっていることが多いので、既に利用されている方も多いと思います。 通常、サーバは、ファイアウォールによりネットワーク的に守られた場所にあるので、踏み台サーバにsshログインして、そこからアクセスしている場合も多いでしょう。 このような場合、リモートマネージメント機能を使うには、オフィスからデータセンタにvpnを張れると便利なのですが、vpnを張るのもなかなか面倒です。 今回、sshuttle( https://github.com/apenwarr/sshuttle )という、sshポートのみの開放でOKな、簡易vpnツールを見つけたので紹介したいと思います。 sshuttleはLinuxとMacOSで利用可能な、簡易vpnです。踏み台サーバにはssh経由でアクセスするので、SSHのDynamic Port forwardingによるSOCKS proxyにプラスアルファしたような働きをします。 プラスアルファの部分は何かというと、あるIPアドレス、あるネットワークアドレスに対しては、クライアントプログラムでは何の設定も無しに透過的にproxyを使うことができるということです。 たとえば、以下のポンチ絵の様に、client、proxy、targetの3台のマシンがあったとします。                        |                        |   sshd:22  client <-----------> proxy <------------------> target(192.168.20.153)                        |                        | ここで、clientとproxyの間にはファイアウォールがあり、proxyへは22番ポートへのアクセスしか許可されていません。したがって、当然ながらc

出荷を待つファイルサーバー

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某お客様向けのファイルサーバーです。フロントに2.5インチのホットスワップHDDベイを8個備えています。 今回はSeagateの1TByte SATAドライブを8本搭載します。合計8TByteの構成です。 HDDはバックプレーンからminiSASケーブルを介してLSIのRAIDカードMegaRAID SAS 9271-8iに接続されています。このカードにはキャッシュ保護のためにCacheVaultというモジュールが取り付けられています。 CPUはXeon E3-1270v2、メモリは8GByte x4 合計32GByteと、なかなかハイスペックな構成です。8本のHDDドライブをSSDに交換すれば、そこそこ高速なDBサーバとしても使えそうです。 12,000回転のカウンターローテイティングファンを5個でシステムを冷却。CPUもメモリもRAIDカードも十分に冷却できます。 電源は500Wの電源モジュール2個で冗長化されています。 IOインターフェースは、PS/2 マウス、キーボード、IPMI専用LANポート、USBx2、シリアルポート、VGAポート、GLANポートx2となっています。 筐体内部のほぼ全体写真です。配線もまあまあ、スッキリしています。 以上です。 こんなサーバが欲しいというご要望がありましたら、是非ともご相談ください。