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今日の逸品

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こんにちは。三連休の最終日、お天気は快晴で絶好の行楽日和となりましたね! 本当はどこかに出かけるか、外で思いっきりスポーツでもしたいところですが、某代理店さんからお借りしている最新の超高性能デバイスを本日中に返送しないといけないので、休日返上でブログを書きながらレポートしたいと思います(^^;) まずは、写真をと。。。。じゃじゃーん!今日の逸品はこちらです! IntelのPCI express typeのSSD DC P3700です。大きなヒートシンクに囲われていて、かっこいいですね!まあ、どんだけ熱くなるんだってお話もありますが。。。 裏面も、NANDチップがびっしりです。どんだけ大容量なんだ! どうやら1.6TBのようです!! こんな風に、サーバのPCIeスロットに装着します。ちょっと、見えづらいかも知れませんが、この1Uサイズのサーバは、PCIeスロットが二段になっていて、上段がP3700、下段がLSI RAIDカードとなっています。 インテル® Solid-State Drive DC P3700 シリーズのカタログスペックは、こんな感じです。 容量  Sequencial Read/Write  [MB/s] 4KB Random Read / Write [IOPS] 8KB Random Read / Write [IOPS] 400 GB 2,700 / 1,080 450,000 / 75,000 275,000 / 32,000 800 GB 2,800 / 1,900 460,000 / 90,000 285,000 / 45,000 1.6 TB 2,800 / 1,900 450,000 / 150,000 290,000 / 75,000 2.0 TB 2,800 / 2,000 450,000 / 175,000 295,000 / 90,000 (  http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/solid-state-drives/intel-ssd-dc-family-for-pcie.html  こちらのページより抜粋 ) シーケンシャルのリード/ライトが2.8GB/s、1.9GB/s、4KB

今日のお仕事

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こんにちは。昨日、今日と暖かく過ごしやすい週末でしたね。 とはいえ、弊社では、サーバの納期が迫っていたため、休日返上で準備に追われていました。 今回のサーバはこんなやつです。 3Uのシャーシに3.5インチのHDDベイが16個並んでいて、一見ストレージサーバのように見えます。しかし、背面をのぞいてみると... こんな、1ソケットのXeonサーバボードが.... こんな感じで、8ノード搭載されています! IPMIも使えて、ssh経由のSMASH/CLPもなかなかグッドです。 WEBやキャッシュサーバなんかには、最適なんじゃないかと思います。 休日にも関わらず、出荷のお手伝いをしてくれたスタッフのMさん、ありがとう!

出荷を待つサーバたち

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皆さんこんばんは。 今日は肌寒い一日でしたね。 季節の変り目には体調を崩しがちですので注意しましょうね。  さて以下の写真は弊社で販売しているIntel IvyBridge Xeonプロセッサを2基搭載した、とっても高性能なサーバたちです。 メモリは、最大で512GB搭載可能で、最近は100GBを超えるものがよくご注文いただきます。LSIの高性能なRAIDカードが標準装備。8本のSSDと組み合わせることで、びっくりする位のIO性能をたたき出します。 オンラインゲームなどを支えるデータベースの高速化にぴったりです。  お好みにより、10GBaseTのネットワークにも対応可能です。 商品紹介ページは こちら 一家に一台。奥さんいかがですか! 追記、開腹写真もありましたので、貼っておきます。

Intel SSDの保証とsmart情報について

こんにちは。暑い日が続きますね。 Intel SSDの保証期間について調べる機会がありましたので、 忘れないようにメモしておきます。 何のことはなくインテルの以下のページに、よくまとまってかかれています。 http://www.intel.com/jp/support/ssdc/hpssd/sb/CS-029645.htm これによると、保証の条件は製品によって若干異なるようですが、大まかに言って、次の二つに大別されるようです。 SSDのフラッシュメディアのWear out(摩耗)情報が取れるものに関しては、それが限度に達するか、5年または3年の保証。 上記に当てはまらないものは、5年または3年の保証。 SSDには書き込み寿命がありますので、保証期間内であっても、メディアが寿命を越えてしまった場合には、保証の対象外となってしまう場合があるようです。 手元に、Intel 520 SSD 240GBと、DC S3500 120GBがありましたので、詳しく調べてみました。 まず、Intel 520 SSD 240GBの場合。 以下のページを見ると、520は、"E9 メディア消耗指数 (Media Wear-Out Indicator) が利用できない"らしく、上述の保証条件の2番に当てはまりそうです。 http://www.intel.com/jp/support/ssdc/hpssd/sb/cs-032511.htm なるほど、"Media Wear-Out Indicator"は取得できないのですね…確かめてみましょう。 手元のIntel 520 SSD 240GBと言うのは、実は、LSIのMegaraid 9266-8iという、それはそれは高性能なRAIDカードの配下にぶら下がっています。 Megaraid配下のドライブの"Media Wear-Out Indicator"情報を取得するには、RAIDのユーティリティ(megacli, storcli等)でドライブIDを特定し、smartctlでsmart情報を取得すれば良いようです。 まず、storcliでDriveIDを取得します。 # /opt/MegaRAID/storcli/storc

Lineのインフラセミナーに参加してきました。

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昨日、LINE Developer Conference(テーマ:インフラ)に参加してきましたので、備忘録的にメモ。 1. Systemのお話し(講演の途中から参加) 年末年始の障害、redisのレスポンスが悪化し、コネクションバースト。redisの処理とNIC割り込みを同じコアで処理していた。/proc/interruptをwatchして発見し、tasksetで解決。 2. データベースのお話し Lineツムツムのデータベースのお話し。multimasterのmysql replication。PerconaのMMM Managerを使用。write VIPとread VIPをMMMが管理。Failover時にVIPを移動。 Shardの自動追加。すべてのUIDに対しハッシュ関数を通しグループIDを発行。グループIDに対しshardを割り当てる。 MMMはカスタマイズして使っている。主に障害判断の部分。 shardの追加時には、移動するグループに対しselect/insert(update?)を複数回に分けて実行する。更新時刻でソートして実行しているので、マイグレーション中に更新されたデータも、もれなく移動することができる。 3.ネットワークのお話し 内部ネットワーク。Core-Pod-Edgeの3階層。unknown unicast flooding により、ギガビット大半の帯域を消費していた。Pod当たり数千台のサーバ。L2セグメントはPod単位だったのを、L2セグメントをEdge単位にした。 ロードバランサL3DSR採用。L2セグメントを小さくしたので必要になった。DSCP方式。Tosフィールドのdscp=1などを設定し、それに応じてソースアドレスをリアルサーバで付け替える。 ラックは24kVA 51U。スイッチは背面設置。サーバの排熱を避けるためにスイッチ3台を囲えるダクトを作成。 海外拠点はアメリカ、アジア3ヶ所、ヨーロッパ。リングトポロジー。専用線を節約し、冗長性を確保。MPLSでPseudo Wire。出来るだけルーティングに関与せずに、拠点間接続。 サーバ間接続とユーザーエッジへの接続を、別々のネットワークにした。ユーザーがどの拠点に接続するか、登録時のユーザー情報をもとにスタティックにマッピング。